移住・長期滞在者向け

【子連れで海外お引越し】海外転出届を出す(住民票を抜く)事で受ける影響を徹底解析

きこ
きこ
こんにちは!スウェーデン在住ママ、きこです。

 

読者
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子連れで海外に長期滞在するんだけど、住民票って抜いた方が良いの?抜くとどうなるの?

 

本記事では、長期間海外に滞在する場合(目安は一年以上)の方へ

 

  • 海外転出届とは何か
  • 海外転出届を出した場合の影響(万人向け)
  • 子連れが海外転出届を出した場合の影響

 

について、解説していきます。

 

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海外転出届とは

海外転出届とは、原則として日本国外に1年以上滞在(予定)される方が各自治体に提出する届け出です。

 

法的な規定はなく、中長期で海外に滞在する際は出した方が方が良いの?と一番迷われる点かと思いますが、基本は国外に1年以上滞在(予定)する場合は出すべき書類です。

 

きこ
きこ
1年以内に何度も帰国するようであれば提出しない方がメリット大かもしれませんが、1年以上の長期滞在者は基本提出した方がメリット大です。

 

海外転出届を出す(住民票を抜く)事で変わること

海外転出届を出す(住民票を抜く)事で、大きく影響を及ぼすのは下記の5点です。

 

  • 住民税
  • 国民年金
  • 健康保険
  • マイナンバー
  • 選挙権

 

子どもがいらっしゃる方は、上記に合わせて子ども手当の受給にも影響があります。

また、帰国時の保育園探しにも少なからず影響します。

 

では、それぞれ解説していきます。

 

住民税

住民税の納付義務は、その年の1月1日に日本で住民票を置いていたか否かで決まります。

 

1月1日に日本で住民登録があった場合:住民税が課税される

1月1日に住民票を抜いていた場合:住民税が非課税になる

 

海外転出届を出す(住民票を抜く)最大のメリットは、住民税が非課税になる点。

これだけで数万円〜数十万円まで支払う必要がなくなるので、十分に海外転出届を出す(住民票を抜く)価値があります。

 

残念ながら1月1日に住民票があった場合は、その年のみ課税されますので渡航前に支払い方法の確認する必要があります。

 

住民税のまとめ
  • 1月1日までに海外転出届を出す⇒住民税が非課税
  • 1月1日までに海外転出届を出せなかった⇒その年の住民税は支払う(納付方法を渡航前に要チェック)

 

国民年金

国民年金は、日本に住所がある20歳以上60歳未満のすべての人に加入義務があります。

 

海外転出届を出すことで、国民年金の支払いは義務から任意へ変わります。

任意ですので、継続したい方は加入を続ける事が可能です。

 

2020年の年間保険料は196,920円です。

一時的な出費で考えると大きなメリットかと思います。

 

一方、将来的に受給できる年金額は、収めた保険料の納付実績に応じて決まる為、継続しない=受給金額が減ります

 

例)20歳から60歳になるまで40年間保険料を納めた場合

受給できる老齢年金額は年間780,100円(2020年)です。

上記金額の内、途中10年間が(※)カラ期間であった場合は、年間585,075円(2020年)まで減少します。

 

カラ期間:将来年金を受給する為の算定期間には含まれますが、年金額には反映されない期間のこと

 

国民年金のまとめ
  • 海外転出届を出す(住民票を抜く)ことで年金加入が義務から任意へ変わる
  • 任意継続しない場合は、保険料を納めなくて済むので支出が減る
  • その代わり、将来貰える年金が減る

 

健康保険

まず、海外渡航前に会社を退職⇒その後、一定期間日本国内に滞在する人

 

  1. 国民健康保険に加入する
  2. 会社在籍時に加入していた健康保険組合(協会けんぽ等)にて任意継続する
  3. 国内家族の扶養に入る

 

上記のうち、いずれかの手続きが必要です。

 

海外渡航後時の健康保険は、上記の内、いずれを選択したとしても、海外転出届を提出することで加入が出来なくなります。

 

勘違いされがちな海外療養費制度

国民健康保険には、海外でやむを得ず病院に行った場合に請求できる海外療養費制度というものがあります。

この海外療養費制度を保持する為に、海外転出届を出すか検討される方がいますが、海外療養費制度の対象者は短期の旅行者です。

長期で海外に滞在される方は利用できませんので、ご注意ください。

 

海外転出届の提出を要する1年以上の海外滞在(予定)者は、現地での保健制度に加入された方が確実です。

 

健康保険のまとめ
  • 海外転出届を出す(住民票を抜く)事で健康保険への加入は不可になる
  • 海外療養費制度は短期旅行者向け
  • 長期で渡航される方は現地の保険に加入すべし

 

マイナンバー

私の住んでいた自治体では、海外転出届を提出する際にマイナンバーカードや通知カードの返納を要求しておりました。

返納すると転出済というスタンプが押され返却されます。

 

返却されたマイナンバーカードや通知カードを紛失しないで!

転出したからと言って、帰国後、マイナンバー(12桁の個人番号)が変更になる訳ではないそうです。

ですので、返却されたマイナンバーカードや通知カードは、転入届を提出する際に必要とのことですので、紛失しないようお気を付けください。

 

選挙権

市区町村で選挙ができなくなりますが、在外選挙人名簿に登録する事で海外から国政選挙に投票することができます。

 

子供手当

子供手当の受給資格は日本国内に住所がある方を対象としています。

海外転出届を提出することで子供手当は自動で支給停止されます。

 

子ども手当は月額15,000円受給していた場合:年間180,000円海外にも日本と同等、もしくは日本以上の子ども手当があるので、現地の制度を確認してみてください。

参考例)スウェーデンの子ども手当:月額15,000円(SEK 1,250)

 

日本での保育園探し(帰国時)

認可保育園に申込むには日本の住民登録が必須条件です。

 

4月入園の保育園申込は、通常、前年11月~12月の期限までに各自治体に申請書を提出する必要があります。

つまり、それまでに日本国内で住所登録が必要となります。

 

滞在期間が一年程度であれば保育園申し込みの点から、住民票を残しておくというのも1つのメリットになるかと思います。

 

まとめ

海外転出届を出す(住民票を抜く)事で受ける影響について、説明させて頂きました。

 

基本的に、海外に1年以上滞在される(予定)の方は、出した方がメリットが大きい海外転出届。

 

日本への一時帰国をかなり頻繁に、または長期で日本に帰国予定が無い限りは提出したほうが良いかと思います。

ABOUT ME
きこ
スウェーデン在住のアラサー。 夫と娘(3歳)と3人暮らし。 北欧生活は期間限定。 引きこもりですが、せっかくの海外生活なので楽しもうとアレコレ奮闘中。 (ブログもその1つ) 日本に帰ってチョコパイを食べるのが今から楽しみ!